大掃除・引っ越し・遺品の整理をしていたときに聖徳太子が描かれている1万円が出てきたけど、

『価値はいくらぐらいだろう?』

と疑問に思っている方も多いことでしょう。


ここでは、聖徳太子1万円札の基本情報・価値の相場・高値が付くプレミアの条件をご紹介しています。

また、関連する豆知識も掲載していますので、ぜひご参考にしてください。

聖徳太子1万円札の基本情報

1万円札の種類はC号券・D号券・E号券の3つあり、聖徳太子のものはC号券になります。

A号券・B号券はありませんので、1番初めに作られた1万円札です。

今はE号券(福沢諭吉の1万円札)が使われていますので、2つ前のものになるんですね。


1958年(昭和33年)12月1日に発行が開始されてから、1986年(昭和61年)1月4日に発行が終了するまで28年間使われていました。

次のD号券(E号券と同じ福沢諭吉の1万円札)が誕生したのは1984年(昭和59年)11月1日ですので、40代以上の方は普通に使用していた1万円札です。

プレミアが付かなければ価値は1万円

古銭としては新しい聖徳太子の1万円札は発行枚数も多く、プレミアが付かない限り価値は1万円です。


旧紙幣(昔使われていた紙幣)であっても、

  • 発行が終了してから60年未満のもの
  • 発行枚数が63億万枚を超えるもの
  • 現在も使えるもの

↑の3つのどれかが当てはまると、希少価値が低くなり、額面を上回る価値がつきにくいのです。


聖徳太子1万円札は、

  • 発行が終了してから31年
  • 発行枚数が93億2305万枚
  • 現在も使用可能 ※日本銀行法第46条2項で制定
  • ですので、次にご紹介するようなプレミアが付かない限り、基本的に1万円の価値になります。

    基本1万円の価値だが、プレミアが付けば高値に

    聖徳太子1万円札は基本1万円の価値ですが、

    • 保存状態が発行当時の状態に近い
    • 紙幣ナンバーが珍しい
    • 印刷ミスがある(エラープリント紙幣)

    3つのうちどれかが当てはまれば、プレミアが付いて10万円以上の価値になるものもあります。


    保存状態・紙幣ナンバーにつきましてはご自分でも確認できます。

    具体的にどこをチェックすれば良いのかを↓にまとめました。

    お持ちのものと照らし合わせながらご覧ください。

    保存状態

    初めに、保存状態のチェック方法についてご紹介します。


    ↓が保存状態をチェックするうえで重要な5項目です。

    • シワ(ある・ない)
    • 破れ(ある・ない)
    • 折り目(ある・ない)
    • 汚れ(ある・ない)
    • 黄ばみ(ある・ない)

    「ない」の項目が多いほど発行当時に近い保存状態ですので、1万円以上の価値も付きやすいです。


    また、買取業者ではさらに細かく完全未使用品>未使用品>極美品(ごくびひん)>美品>並品の順にランク付けして価値が判断されます。

    価値の相場は、

    完全未使用品で17,000円

    未使用品で15,000円

    極美品で13,000円

    美品で11,000円

    です。

    紙幣ナンバー

    次に、紙幣ナンバーのチェック方法についてご紹介します。


    紙幣ナンバーがどこに印字されているか分からない方もいらっしゃるでしょう。

    そこで、参考となる画像を載せてみましたのでご参照ください。

    聖徳太子一万円 (緑枠付き)

    画像の緑枠部分のような場所に紙幣ナンバーが印字されていますのでチェックしてみましょう。


    もし↓のような珍しい紙幣ナンバーでしたら、1万円以上の価値が付きます。

    • 【A******A】アルファベットがAで始まり、Aで終わる(別名:A-A券)
    • 【H******A】アルファベットが一桁で始まる
    • 【ZZ******Z】アルファベットがZZで始まり、Zで終わる(別名:ZZ-Z券)
    • 【**111111*】数字がゾロ目
    • 【**711117*】数字が左右対称
    • 【**123456*】数字が連続した番号

    画像のものは【ZG253541G】ですので、残念ながら珍しい紙幣ナンバーではありませんでした。

    あなたはいかがでしたか?


    ↑の6つで、最も高い価値が付きやすいものがA-A券になります。

    A-A券は、一番最初に発行された1万円札だからです。

    実際に日本で製造される紙幣のナンバーは、A000001A ~ Z900000Z ~ AA000001A ~ ZZ900000Zとアルファベット順で続くしくみになっていますので、一番最初に製造されたA-A券は他のものと比べて希少価値が上がります。

    東京都内で旧紙幣を扱っている買取業者さんの話によると、完全未使用品のA-A券は価値の相場が300,000円になるとのこと。


    他の5つについては、

    アルファベットが一桁で45,000円

    ZZ-Z券で11,000円

    数字がゾロ目で20,000円

    数字が左右対称で20,000円

    数字が連続した番号で11,000円

    が価値の相場になります。

    ミスプリント

    最後に、ミスプリントについてご紹介します。


    ミスプリント紙幣の特徴は大きく分けて↓の4つです。

    • 印刷がずれている・ダブっている
    • 余白が大きい・広い
    • 一部、文字が太い・細い・濃い・薄いところがある
    • 透かしがない・ズレている・ダブっている

    ミスプリント紙幣は自分で見分けることが困難ですので、プロに鑑定してもらうしか方法がありません。

    ミスプリント紙幣だと分かったとき、価値の相場は100,000円以上になります。

    聖徳太子1万円札の価値をさらに詳しく調べる方法

    聖徳太子1万円札の価値をさらに詳しく調べる方法は簡単です。

    プロに鑑定してもらいましょう。

    先ほどもお伝えしましたが、価値は自分で調べられるものとプロでないと調べられないものがあります。


    また、大掃除・引っ越し・遺品整理をしていたときに1枚だけ出てきたわけではなく、束になって出てきたり、他の古銭と一緒に出てきたりしたのではありませんか?

    複数枚あると、1枚ずつ(1種類ずつ)調べるのにかなりの時間と労力がかかります。


    プロに鑑定を依頼すれば、その日のうちに正確な価値が分かります。

    鑑定に手数料は一切掛かりませんし、売るか売らないかは自由に決められるので、気軽に申し込めますよ。

    正確な価値が知りたいときは、一度プロに鑑定してもらいましょう。


    ですが、業者さんによって買取金額は大きく異なります。

    古銭買取業者は、買い取った古銭等を販売して利益を出すので、地区の古銭商では高値での買取が見込みにくいのです。

    本サイトのトップページでは、販売経路を多く持ち、商品ごとに買取価格が高い業者を比較していますので、高値での買取を希望する方は参考になさってください。

    聖徳太子にまつわる豆知識

    なぜ聖徳太子が1万円札の肖像に選ばれたのか?

    聖徳太子は、小学校・中学校の教科書にも詳しく載っているので、ご存知の方も多いと思います。

    彼は飛鳥分化の発展に貢献し、歴史上の人物の中でも有名という理由で、1万円札の肖像に採用されました。

    この先も新たな紙幣が作られますが、いま生存している著名人から誰が選ばれるのでしょうか…


    聖徳太子の主な実績は、以下の通りです。

  • 冠位十二階(かんいじゅうにかい)や十七条憲法を制定し、天皇を中心とした中央集権国家体制(ちゅうおうしゅうけんこっかたいせい)を作り上げたこと
  • 遣隋使(けんずいし)の派遣や法華義疏(ほっけぎしょ)の著作を通じて、仏教を広めたこと