寛永通宝の価値と買取価格は?高額査定のポイントを押さえよう!


実家を片付けていたり遺品整理をした際に、寛永通宝が出て来たことはありませんか?

お金としては使えないし、価値があるなら売りたいけど、サビや汚れで保存状態が良くないからなぁ…。
そんなふうに考えている方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたに朗報です!

鉄や銅で作られた古銭はサビて当たり前ですし、通貨として使えないほど古いものだからこそ汚れていても価値が生まれます。
種類によっては、数万円、数十万円、数百万円という価格が付くこともあるんです!

このページでは、江戸時代で最も有名な通貨である寛永通宝にスポットを当て、その価値や買取価格へ迫ります。
寛永通宝はじめ手元に古銭をお持ちの方は、是非ご参考ください!


プレミアが期待できる寛永通宝の種類

寛永通宝は江戸時代、庶民の間で広く流通したお金の1つです。

この時代の日本では金貨・銀貨は用いられていたものの、銭貨に関しては中国から伝わった渡来銭を使用していました。

しかし1601年(慶長6年)、江戸幕府の貨幣制度に伴い銭貨の製造に着手、水戸藩(現在の茨城県)の豪商である佐藤新助が作り手の始まりと言われています。

以後200余年、寛永通宝は累計200~300億枚も鋳造され、細分化すればその種類は何と1,000以上!

現在も約100億枚が現存しているという意見もあり、その中には高額なプレミア古銭も存在します。
代表的な種類は以下の通り、お手元の寛永通宝と見比べてみて下さい。

プレミアが期待できるのは母なる銭!

1636年(寛永13年)、日本における銅の生産量が増加し寛永通宝の本格的な生産が始まりました。
その約20年後、1659年(万治2年)には全国15ヶ所の地域で作られ、品質の良さから広く流通していきます。

そんな寛永通宝の製造過程で必要不可欠となるのが、母銭(ぼせん)と呼ばれるもの。

母銭は寛永通宝の全ての種類にも存在する、通常銭(一般的に通貨として用いられる銭)を作る際の、型を取る為の元となる見本の銭貨です。

通常銭に比べ希少性の高い古銭ですので、お手元の寛永通宝が母銭であれば確実に高額な買取が成立するでしょう。

今回は母銭の中でも高い査定額が期待できる5つを選出しました!


  1. 背広佐

    背広佐(せびろさ):1717年・享保2年

    参考価格
    母銭:最低350,000円
    通常銭:約1,000円
    特徴:裏面に【佐】の字があり【左】の部分の2画目が大きい
  1. 日光御用銭

    日光御用銭(にっこうごようせん):1714年・正徳4年

    参考価格
    母銭:最低250,000円
    通常銭:未発見のため推測不可
    特徴:【寶】の字の一部【尓】が真っ直ぐ描かれている

  1. 退点文

    退点文(たいてんぶん):1668年・寛永8年

    参考価格
    母銭:最低180,000円
    通常銭:約3,000円
    特徴:裏面に【文】の字があり上部の【´】が右側へ寄っている

  1. 正字入文

    正字入文(せいじいりぶん):1668年・寛永8年

    参考価格
    母銭:最低150,000円
    通常銭:約2,000円
    特徴:【文】の字の【乂】部分が【入】のようになっている