みなさんは、造幣局でお金(硬貨)が作られているのはご存知でしょうか?

日本銀行で発行していると勘違いしている方が多いかと思います。

しかし、日本銀行では一万円札・五千円札・二千円札・千円札の4種類のみ発行されており、
硬貨は発行しておりません。

では、硬貨はどこで発行されているのか。

硬貨の発行は独立行政法人の日本造幣局が発行しております。

造幣局のはじまり

日本紙幣

造幣局は明治4年4月4日に明治政府により、
大阪の北区天満に創設されました。

創設した目的は紙幣制度を確立するためにとされており、
当時では画期的な機械を使用して貨幣の造作を始めました。

創設された時代、日本では機械の力を利用して行う生産工業があまり発展していなかったので、
大型の機械を輸入したものの、貨幣を製造するのに必要な機材は自給自足として局内で制作しておりました。

造幣局の仕事

小銭

アルミニウムを素材とした一円玉、
黄銅を素材とした五円玉、
青銅を素材とした十円玉、
白銅を素材とした五十円玉、百円玉、
ニッケル黄銅を素材とした五百円玉を製造しております。

その他、国民の声に応え記念硬貨の製造なども行っております。

また、内閣府勲章局からの依頼で数種の勲章を製造しております。

造幣局で働くために必要な資格

事務・技術職として働く場合は、人事院が行っている国家公務員採用試験に合格する必要があります。

試験に合格し入社することになると、職員として必要な知識を学ぶために二か月の研修が行われます。

技術系で採用されたとしても直接貨幣を製造する製造業に就くことはありません。

日本国内の造幣局

造幣局の本局は大阪の北区に位置しますが、東京と広島にそれぞれ支局があります。

東京の支局は池袋に位置し、広島の支局は広島市の佐伯区に位置しております。

観光スポットとしてもおすすめ

造幣局の本局には造幣博物館があり、
大阪の観光スポットとして旅行のツアーサイトにも掲載されています。

創設当時の歴史的な資料や大判小判などが展示されている他、

普段の生活では目にすることが出来ない貨幣を製造する工程も見学出来る為、

古銭収集家たちや子供たちが見学に訪れます。

貨幣を造っている工場を見学するには事前の予約が必要ですが、

入場料は無料の為大阪に訪れた際には見学をされてみてはいかがでしょうか。

工場見学は9時から14時半の間に、1日6回行っており1時間半ほど見学が出来ます。

一度は貨幣を作る過程を見てみたいものですね。