一概に「銅貨」と言っても、多くの種類の銅貨があるんです。

私達にとって銅貨と言えば、10円玉をイメージしますね。

少し古い時代で言えば10銭アルミ青銅貨、5銭アルミ青銅貨、カラス1銭黄銅貨等
昭和前期に使われていた物があり、記憶にある方もいらっしゃると思います。

古来より銅は日本人の生活に多く取り入れられ、
現代でも小学生の理科の実験時には銅が多く使われています。
※豆知識ですが、銅は人間が初めて利用した金属と言われています。

勿論、銅の価値が安価であることもその理由として挙げられますが、
熱伝導性が高く、加工しやすい金属であることも大きな理由です。

熱伝導性が高いという事は金属内の不純物の割合を減らせることに繋がりますし、
より固い金属を作る事が容易であると言えるのです。

熱の伝わりが良い金属なのですが、
その分熱に弱いという特性もあり単独では使い勝手があまり良くありません。

しかし、他の金属と合金することで、強固で使い勝手の良い金属になるのです。

そのため、キッチン用品にも多く使われています。

合金することで耐熱性が高く、
そして熱が伝わりやすい用品が作られています。

最近ではセラミック商品が台頭していますが、昭和50年代までに生まれていれば、
「鍋は茶色い」というイメージを持っているのではないでしょうか?

菌に対して最強の金属

現代のキッチンで使われていると言えば、シンクで多く使われています。
それは銅が、抗菌作用もある金属だからです。

抗菌作用と言うと、銀と言うイメージが強いかもしれません。

基本的に金属は菌との接触に際し、化学反応を起こし菌の細胞を破壊します。

注)どの金属もその可能性はありますが、全ての金属で試したことが無いので絶対とは言い切れません。

分子記号の中で、銅(Cu)が菌に対して最強の金属です。

次いで、銀(Ag)で、菌に対しての抗菌作用が高い金属であると言えます。

そのため、家庭の中でも水回りで多く使われるという訳です。

また、身近な話をすると奈良の大仏様も銅で作られていて、
日本人が銅のある生活をしてきたことをご理解頂けると思います。

希少性のある「銅貨」

ペニー
銅は安価であると記載をしましたが、銅貨でも多少の希少価値が付く貨幣が存在します。

例えば一円黄銅貨は昭和23年~25年にかけて多く発行されましたが、
当時の技術ではエラーとなってしまう物が多く存在したようです。

ただエラーの枚数も多い事から、希少価値はあるけれども売った金額で何かおいしい物が食べられるか?
と言うレベルではないので引き出しにそっと戻しておく感じが良さそうですね・・・。

希少性のある「銅貨」と書きましたが、それは銅だけでなく金貨も銀貨も同様です。

金貨、銀貨、銅貨の違い

表彰順位

今では一般的に金>銀>銅と言う価値になっていますが、
それは昔から発掘できた量の多い・少ないで決められていました。

今ではアクセサリーに当たり前のように金が使われていますが、
発掘の技術も格段に低い以前は、金の発掘は簡単な事ではありません。

ゴールドラッシュと言う言葉もあるように金が取れる地をどんどん採掘し、
金は人にとって夢であった時期もあります。

それに対して、銀、銅の出現が多かったという事です。

昔は物々交換していた時代でしたが、価値がある物(金など)が出現するに連れて
混乱を防ぐために貨幣への推移が起こり、その中で交換比率が必要だったために、
価値に差のある銀貨・銅貨が出現しました。

過去から現代まで活用されている銅ですが、宇宙産業やその開発でも需要があると言われています。
この先、銅がどのように活用されていくのか?楽しみです。